○標準的な職及び職員の標準職務遂行能力を定める規程

平成29年3月31日

訓令第3号

本庁機関

出先機関

(趣旨)

第1条 この訓令は,地方公務員法(昭和25年法律第261号)第15条の2第1項第5号及び同条第2項の規定に基づき,職務の種類及び職制上の段階に応じた標準的な職並びに職制上の段階の標準的な職の職務を遂行する上で発揮することが求められる標準職務遂行能力を定めるものとする。

(標準的な職)

第2条 前条の標準的な職は,別表第1の左欄に掲げる職務の種類及び同表の中欄に掲げる職制上の段階に応じ,同表の右欄に掲げるとおりとする。

(標準職務遂行能力)

第3条 前条に規定する標準的な職の標準職務遂行能力は,別表第2に掲げるとおりとする。

この訓令は,平成29年4月1日から施行する。

別表第1(第2条関係)

職務の種類

職制上の段階

標準的な職

行政職

参事,課長,会計管理者,議会事務局長,教育次長及び農業委員会事務局長の属する職制上の段階

課長

主幹の属する職制上の段階

主幹

課長補佐,健康管理センター所長,こども園副園長,公民館長及び主任主査の属する職制上の段階

課長補佐

係長の属する職制上の段階

係長

主査,主任保健師,主任保育教諭及び主任栄養士の属する職制上の段階

主査

主事,技師,保健師,保育教諭及び栄養士の属する職制上の段階

主事

技能労務職

運転手の属する職制上の段階

技能労務職員

別表第2(第3条関係)

標準的な職

標準職務遂行能力

課長

組織マネジメント

組織目標達成過程において,組織全体のマネジメント(PDCA)することができる。

人材育成

部下(後輩)職員の長所や短所を踏まえ,仕事の割り振りや指導を行いながら職員に能力開発の場を与え,仕事の目的や進め方に対する自らの考えと必要な情報を部下(後輩)職員に伝えることができる。

折衝・交渉力

役場内外の折衝において,立場や意見の異なる相手に対して,誠実な対応による良好な関係構築,傾聴と論理的表現による説得,お互いのプラスを目指した調整等により,理解や協力を取り付け,組織の効果的運営に貢献することができる。

意思決定

常日頃の意思決定や問題発生に際し,解決手順は適切であるかなど,複数の代替案などから目標達成に有効な案を選択し,機を逃さず決定することができる。

企画・立案力

目標達成のために,効果的な手段・方法を練り上げるとともに,社会情勢を把握し,将来を見通した広い視野に立った構想をとりまとめることができる。

知識・情報活用

業務に必要な情報収集や職責に期待し求められる知識・技術・技能(IT活用を含む。)を身につけ,現場で活かすことができる。

住民志向

住民に対して常に公平に接し,住民の立場に立って考え,親切で誠意ある対応をすることができる。

チャレンジ精神

職務の向上を図るために質的チャレンジ,量的チャレンジ,提案・意見具申,自己啓発を行い,更に高い目標に継続的に挑戦することができる。

リーダーシップ

目標達成に向けて,部下の信頼を得て,組織全体を協力的な関係にまとめ部下の持てる力を最大限に引き出すことができる。

責任

自分に与えられた職務や任せられた仕事は,報告義務を遵守し,最後までやり遂げようとすることができる。

規律・姿勢

・服務規程及び職場で決めた約束やルール(整理整頓・安全意識を含む。)を守り,不正には毅然と立ち向かうことができる。

・上司の指示・命令に意思表示をし,前向きに応えることができる。

・身だしなみや言葉遣いあるいはマナーで相手に不快な思いをさせないことができる。

・すべての人の人権(自己実現,自立,社会参加を実現する権利)を尊重することができる。

主幹・課長補佐・係長

組織マネジメント

組織目標達成過程において,組織全体のマネジメント(PDCA)することができる。

人材育成

部下(後輩)職員の長所や短所を踏まえ,仕事の割り振りや指導を行いながら職員に能力開発の場を与え,仕事の目的や進め方に対する自らの考えと必要な情報を部下(後輩)職員に伝えることができる。

折衝・交渉力

役場内外の折衝において,立場や意見の異なる相手に対して,誠実な対応による良好な関係構築,傾聴と論理的表現による説得,お互いのプラスを目指した調整等により,理解や協力を取り付け,組織の効果的運営に貢献することができる。

判断

現状の課題・問題と優先順位を的確に位置づけ判断することができる。(情報の取捨選択,比較・識別・評価・統合化,手段・方法の優先順位の判別,状況変化への対応)

企画・立案力

目標達成のために,効果的な手段・方法を練り上げるとともに,社会情勢を把握し,将来を見通した広い視野に立った構想をとりまとめることができる。

知識・情報活用

業務に必要な情報収集や職責に期待し求められる知識・技術・技能(IT活用を含む。)を身につけ,現場で活かすことができる。

住民志向

住民に対して常に公平に接し,住民の立場に立って考え,親切で誠意ある対応をすることができる。

チャレンジ精神

職務の向上を図るために質的チャレンジ,量的チャレンジ,提案・意見具申,自己啓発を行い,更に高い目標に継続的に挑戦することができる。

リーダーシップ

目標達成に向けて,部下の信頼を得て,組織全体を協力的な関係にまとめ部下の持てる力を最大限に引き出すことができる。

責任

自分に与えられた職務や任せられた仕事は,報告義務を遵守し,最後までやり遂げようとすることができる。

規律・姿勢

・服務規程及び職場で決めた約束やルール(整理整頓・安全意識を含む。)を守り,不正には毅然と立ち向かうことができる。

・上司の指示・命令に意思表示をし,前向きに応えることができる。

・身だしなみや言葉遣いあるいはマナーで相手に不快な思いをさせないことができる。

・すべての人の人権(自己実現,自立,社会参加を実現する権利)を尊重することができる。

主査・主事・技能労務職員

業務マネジメント

職務目標達成過程において,業務のマネジメント(PDCA)することができる。

能力開発

職務に関する新しい専門知識やスキルの習得など,自らの意欲,知識・技術・技能,習熟能力の向上を図るために自己啓発に取り組むことができる。

コミュニケーション

相手の話を傾聴し,安心感,信頼感を与え,自分の考えや思いを口頭や文書等により分かりやすく伝えるなどの,双方向の意思疎通を図ることができる。

理解

組織上の自分の役割を自覚し,仕事や上司の指示内容,関係先(相手)の主張等の要点を正しく把握することができる。

改善工夫

現状を少しでも良くするために,問題意識を持って業務の改善・改革や創造することができる。

知識・情報活用

業務に必要な情報収集や職責に期待し求められる知識・技術・技能(IT活用を含む。)を身につけ,現場で活かすことができる。

住民志向

住民に対して常に公平に接し,住民の立場に立って考え,親切で誠意ある対応をすることができる。

チャレンジ精神

職務の向上を図るために質的チャレンジ,量的チャレンジ,提案・意見具申,自己啓発を行い,更に高い目標に継続的に挑戦することができる。

チームワーク

チームの一員として,自分の守備範囲以外の仕事でも,前向きに協力援助することができる。

責任

自分に与えられた職務や任せられた仕事は,報告義務を遵守し,最後までやり遂げようとすることができる。

規律・姿勢

・服務規程及び職場で決めた約束やルール(整理整頓・安全意識を含む。)を守り,不正には毅然と立ち向かうことができる。

・上司の指示・命令に意思表示をし,前向きに応えることができる。

・身だしなみや言葉遣いあるいはマナーで相手に不快な思いをさせないことができる。

・すべての人の人権(自己実現,自立,社会参加を実現する権利)を尊重することができる。

標準的な職及び職員の標準職務遂行能力を定める規程

平成29年3月31日 訓令第3号

(平成29年4月1日施行)

体系情報
第4編 事/第1章 定数・任用
沿革情報
平成29年3月31日 訓令第3号