県中医療圏退院調整ルールご存知ですか?

 古殿町を含む県中医療圏の12市町村では、高齢者の暮らしを地域住民や関係機関などが連携して支える「地域包括ケアシステム」の一環として、高齢者の退院後の在宅介護を支援するため、「県中医療圏退院調整ルール」により医療と介護の連携を図っています。
 
〇退院調整ルールとは?
介護を必要とする高齢者が県中医療圏内のどの病院から退院しても、必要な介護保険サービスが受けられ、安心して自宅へ戻ることができるよう、医療(病院)と介護(ケアマネジャー(※)・市町村)が連携して支援していくことを目的に定めたものです。病院は、高齢者の入院時からケアマネジャーと連携を図り、退院に向けて、話し合いや介護保険サービスの調整などを行います。
 
※ケアマネージャーとは・・・介護保険制度において、要介護者又は要支援者からの相談を受け、要介護者又は要支援者の心身の状況に応じて、本人が自立した日常生活を営むのに必要な介護サービスなどの利用計画(ケアプラン)を作成し、他の介護サービス事業者との連絡、調整などを行う介護支援専門員のことです。
【介護保険サービスを利用していない場合でも・・・】
 要介護・要支援認定を受けていない人も、ご安心ください。病院スタッフが高齢者の病状を確認し、退院後の在宅療養に介護保険サービスが必要と思われる場合は、高齢者やご家族に介護保険サービスの説明を行い、手続などを支援します。

【万が一の入院に備えて!】
 介護保険サービスを利用している人が入院したときは、できるだけ早く病院とケアマネジャーが連絡を取り合うことが大切です。しかし、入院時のあわただしさでご本人やご家族がケアマネジャーへ連絡するのを忘れてしまう場合があります。そうならないためにも、介護保険サービスを利用している人は、万が一の入院に備えて、普段から次の「入院時セット」を準備しておくことをお勧めします。
 もし、急な入院で、ご家族がケアマネジャーに連絡できない場合などに、病院がケアマネジャーに連絡しやすくなります。
また、地域の皆さんからも、ご本人やご家族にケアマネジャーに連絡したかどうか声かけなどのご協力をお願いします。


 
 
◎県中医療圏退院調整ルールについては、福島県 [外部サイトへのリンク] のホームページでも確認できます。

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