古殿杉の組手什を使った熊本震災支援が表彰されました

木に関係するモノやコトを表彰する「ウッドデザイン賞」2016において、古殿町が奨励賞(審査委員長賞)を受賞しました。

組手什(くでじゅう)は間伐で出る細い材や製材所で発生する端材等を共通した規格で加工した、誰でもノコギリ一本でDIYができる木製キットです。
古殿町内で身近に木材が使われる環境を作ろうと、加工機を借りて古殿杉の組手什を生産し、公共施設等で使ってきました。

今回の受賞は、本年度に発生した熊本震災に対して、組手什を避難所で支援物資を仕分ける棚や、個人が使う棚等に活用してもらえるよう、全国で組手什に取り組む下記の方々と協力して提供した取組に対する表彰です。

町では今後とも、木材が使われる環境作りを進めてまいります。

組手什おかげまわし協議会、あいちの木で家を造る会、賀露おやじの会、福島県古殿町、登米森林組合、日本の森バイオマスネットワーク

ウッドデザイン賞について
http://wooddesign.jp

組手什について
http://9de10tohkai.web.fc2.com/saigai2016.html
熊本の避難所で使われた組手什。
どうしても雑然としてしまう避難所において、それぞれのスペースやニーズに合わせて自由な加工ができる点が好評だったようです。
避難所で組手什を加工する現地の方々。
DIYの作業自体が、避難所生活の中で1つの気晴らしになるという話もあったようです。
共同で受賞した表彰状。
古殿町役場に設置した組手什のパンフレットラック。
役場庁舎は鉄筋コンクリートですが、木の製品を置くことで印象がやわらかくなりました。
道の駅ふるどの「おふくろの駅」で新鮮な野菜が並ぶ組手什の棚。
野菜も、より美味しそうに見えます。
道の駅ふるどの「おふくろの駅」の商品棚に活用した組手什。
平らな場所でも組手什を使えば思い思いに立体的な展示スペースが作れます。

暮らしの便利帳

暮らしの便利帳

  • 税金
  • 届出・証明書
  • 教育
  • 子育て
  • 防災・災害
  • 健康・福祉
  • 住宅・土地・交通
  • 水道
  • ゴミ関連
  • 求人情報